こんばんは、山崎です。
今日は久々に小林弘幸先生の著書『超一流の人の「健康」の極意』(ポプラ社)を読んでいました。
最近いろんな経営者の方にお会いし、お話を聞いていると、小林先生が書かれていた超一流の人たちが実践している食と健康の習慣と共通する部分が多いなと改めて感じました。
今日は『超一流の人が食を大切する理由』についてお伝えしたいと思います。
《食から変えるイニシアチブを持つ》
“自分が口に入れるもの、すなわち食こそが、自分の心と体の根本を作ってくれているものだと、クリアに分かっているから。”
超一流の人になればなるほど、忙しいからという理由で食事を抜いたり、栄養が偏るようなファーストフードを食べるという習慣はないということは以前ブログでもお話をしたことがありました。
小林先生は、アスリートの方々へのパフォーマンス指導の時にもまずは食への意識を変えることを指導しているとのことなのですが、これはアスリートに限らず、どんな分野の人においても通じることであると述べていますひらめき電球
それはなぜでしょうか?
それはその人を変えようとする時、『食』というものが、もっとも簡単に変えられるもののひとつだから。
人のカラダは、外側を変えていくと内側の心、メンタルも自然に変わってきます。
まったく別々のものではなく、お互いに密接して連動をしていることが分かります。
それらを良い連動にしていくためにも食事を変えることがキーとなるんですね
しかも、『食』、『食事』を変えること自体、比較的にすぐに誰でも意識さえすれば必ずでき、これは自らの力でコントロールできるものだからです。
自らその選択と決断において、イニシアチブを握ることができるのです。
だから、超一流の人になればなるほど、食を大切にするというワケなんですね〜
《超一流は食を楽しむことにこだわる》
食を楽しむということは、決して贅沢で高価なものを食べるというのではないと小林先生は著書で述べています。
朝、昼、夕と1日3回の食事があるのであれば、それらをバランスの良く、そして感謝しながら楽しんで食べること。
これは、とある雑誌に載っていたのですが、ヨーロッパの最近出たある臨床データによると、仲間と一緒にワイワイとパーティーでジャンクフードなどを楽しみながら食べている人は消化酵素がよく働いて解毒作用も効いているので、なんとジャンクフードの影響はほとんど受けなかったそうです。
一方、オーガニックなどの自然なカラダに良い素材を食べていたにも関わらず、美味しくないと思いながら独りで眉間にしわを寄せながら黙々と食べている人は、消化酵素がよく働かずにせっかく採った良い素材を体内にうまく取り込むことができないといいます。
それが消化不良を起こして、腸内で便などが腐敗状態となり、結果的には不健康になってしまうということを指摘していましたあせる
今お話をした例は、確かに極端な例かもしれませんが、せっかく食べることができる
カラダや環境があるのであればもっともっと純粋に食をぜひ楽しんで欲しいのですアップ
食べ方は、生き方そのものであると思います。食事を心から楽しんで、人生を思いっきり味わい尽くしていただきたいと思います。
《超一流とそうでない人を分ける僅かな差とは?》
話は戻りますが、小林先生は夜の食事は、理想としてはやはり寝る前の3時間ぐらい前までには夕食を終えることで、もしそれがどうしても難しい場合、夜が遅くなるという場合は、なるべく食べる量をいつもの半分の量を目安にし、軽く消化のよいものにすることを意識するのがポイントだと指摘をされています。
そういった細かいところから普段意識をするかしないかが、超一流の人と一流ではない人を分ける、“極意の1ミリ”であるということです。
これは小林先生が医師として、トップアスリートや文化人、芸術家、さらには政治や経済会の方々など様々な分野の『超一流』と言われる人たちに会ってきたことで、超一流の人と、そうでない人の違いに気が付いたといいます。
たった1ミリでも意識を向け変えること
“この1ミリの差が、超一流の人と、そうでない人、あるいは残念ながら、心も体も人生も下降線を辿ってしまう人との、大きな違いになる。”
皆さんもぜひ明日から、この“たった1ミリだけ意識を向け変えること”。これを意識してみてください。
ほんの小さな食の習慣が、今のあなたを、そして未来のあなたのカラダを創るのですから。
『超一流の人の「健康」の極意』(ポプラ社)
小林弘幸 著
コンディショニングフードトレーナー
食習慣プロデューサー
山崎 広治
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